協同組合福岡・大川家具工業会メールマガジン2023年5月号 vol.153
    【特集】第61期(令和5年度)理事長挨拶/事業方針/役員改選  
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品
     
  お見舞い
石川県能登地方を震源とする地震により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
 
     
  【特集】第61期(令和5年度)理事長挨拶/事業方針/役員改選  
  ツツジは合弁花類、イチョウは裸子植物……。子どもが中学生になり、勉強が難しくなったので慣れるまではと予習に付き合い、何十年かぶりに教科書で見たこれらの単語。 以来、外で植物を見かけては「これは合弁花類かな?」と考えたりしています。勉強は日常の世界を広げてくれるなと、当たり前のことを実感。中一との勉強はさておき、私も何か新しく始めたいなと思いました。
さて、今回の特集です。前号で軽く触れましたが、当組合は5月に新しい年度を迎えました。今年度の事業方針について詳細をお伝えいたします。
※サブ記事は休載いたします。何卒、ご了承ください。
 
  第61期(令和5年度)理事長挨拶  
  協同組合福岡・大川家具工業会 第19代理事   『未来への挑戦 FC.CS.ES』

平素より、組合事業にご参加いただき誠にありがとうございます。 早くも1年が経ち、第55回大川家具新春展からの小間料の変更にもご理解をいただき大変感謝いたしております。

 さて、第61期につきましては、コロナ感染症も収束が見える中、年4回の展示会が平時の姿に戻る事を願います。 また、経済環境は明るい兆しのない中ですが、いま一度原点に戻り、売りの現場と生産・卸の連携により確実なものとなるような展示会になればと考えます。 いかにお客様の満足度を満たせるか、CS・生産・卸・販売が同じ目標に向かって挑戦していきましょう。展示会は素晴らしいパートナーに出会えるチャンスでもあります。 どうか出展社の皆様は積極的に展示会への参加をお願いいたします。また、来場されるお客様も大川の展示会を探求されて、パートナーを発見してください。

 最近の展示会は、多種多様な品群が多くなっております。時代の変化とともにバラエティーあふれるものです。 今後は、さらに垣根を取り払い、大川の強みである資材関連であり金具関連であったり、展示会へご参加いただければ、コンパクトですが充実した展示会が開催できると思います。 業界を取り巻く環境は年々厳しくなっております。「未来への挑戦」=次の世代へとつながる様な活動をと考え、新春展後にアンケート調査を行いました。 今後の組合活動の参考にと考えております。

 今期も各委員会や部会を中心に活動し、全組合員企業が参加した組合活動を考えております。皆様方のご理解、ご協力をお願いするとともに、益々のご活躍を祈念いたします。
 
  事業方針  
  ●展示PR委員会  
  【工業会のメイン事業である年4回の展示会において集客・運営PRを企画実行、また大川木工まつり等での消費者へのPRを行う】

ウィズコロナからアフターコロナへ移行しつつある中、展示会の出展社、来場者ともに戻り始めてきました。 しかし物価高が家計の購買力を下押し、個人消費が伸びずまだまだ厳しい状況が続いております。 そんな中、当委員会では年4回の展示会の活性化を図るため木製品に関わらない、新規出展社の開拓を行い、来場者に満足いただける新しい展示会の形を模索していこうと考えています。 また、実際に家具を購入する一般ユーザーへの認知度アップを計る産地PR事業も行います。

まずは、一般向けのPR事業として9月に首都圏で開催される、「住まいPLUS EXPO」に出展いたします。 体験型を中心に大川の家具の歴史、魅力などを伝え認知度アップを目指します。業者向けPR事業としては、2月に開催の「ギフト・ショー2024春」に出展を予定しています。 新しい生活スタイルなどを提案できる商品を開発し、産地大川の自由な発想などをPRします。 同時に、展示会運営に活かせる新規出店社の開拓・情報収集なども行いたいと思います。
また、「秋の大川木工まつり」ではお客様に喜んでいただけるイベントを企画し、来場者が少しでも増えるようPR活動を行ってまいります。

事業計画内容/ 年4回展示会(業者展)の開催予定
・大川夏の彩展2023 令和5年7月5日(水)〜6日(木)
・大川FF展2023 令和5年10月4日(水)〜5日(木)
・第56回大川家具新春展 令和6年1月10日(水)〜11日(木)
・ジャパンインテリア総合展2024 令和6年4月10日(水)〜11日(木)
・一般向けPR展示会での組合認知・PR活動(首都圏)−GOOD LIFEフェア2023、住まいPLUS EXPO
 (東京ビックサイト) 令和5年9月1日(金)〜3日(日)
・業者向けPR展示会での組合認知・PR活動(首都圏)−第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024
 (東京ビックサイト) 令和6年2月6日(火)〜8日(木)
【事業計画内容】
・秋の大川木工まつりPR活動(イベント企画およびキャンペーンなど)
 令和5年10月7日(土)〜9日(月・祝)
・第15回春の大川木工まつり(イベント企画およびキャンペーンなど)
 令和6年4月13日(土)〜14日(日)
・外部情報収集・企画・補助等、活動の実施
 
  展示PR委員会  
  ●デジタル活用委員会  
  【加盟企業のこれからのデジタル化の戦略や情報発信等、反映および情報収集を行う】

ここ数年、スマートフォンの普及による消費者行動の変化、コロナ禍の影響によるリモートワークの増加、そしてDXの推進など、社会はデジタル化へと大きく変化しています。 特に、企業の業務におけるデジタル化はめまぐるしく進化しており、2023年に導入される電子インボイスによって大きく業務のあり方が変わる、とも言われています。 また、2022年1月に改正された電子帳簿法の猶予期間の2年間が終わり、規制や罰則も強化されることから、多くの企業が「書類のデジタル化」を進めようとしています。 2023年は、すべての企業にとって「デジタル化の波に乗れるかどうか」のターニングポイントになるはずです。 こうした時代の流れに合わせてより多くの企業がデジタル変革できるよう、我々経営者が理解し、各企業にとって不益がないよう情報発信を行います。

組合員全体で大川観光協会が運営している「ネットde大川木工まつり」に積極的に参画していただけるよう、他組合や他団体と連携を図り、4月・10月の木工まつり連動のイベントを企画します。 また、参画いただく組合員の皆さまに対し、より売れる仕掛けをしていただけるよう、大川でECサイト運営を行われている企業様を講師に迎え、勉強会等の情報発信を行います。 そして、本年度も九州産業大学との産学連携事業を行います。本年度は初心に帰り、学生の意見を中心とした商品開発を行い、学生の豊かなアイデアをもらい、将来の商品開発のヒントになればと考えます。 参加学生に「家具のデザインは楽しい」と思っていただき、将来の大川を担う人材のため、業界のためになるような事業にします。 また、多くの方に興味を持っていただくよう、企画の段階よりSNS等で発信をしていきます。
 
  事業計画内容
・より多くの企業がデジタル変革でき、組合員各企業が不益にならないよう、インボイス制度や電子帳簿保存法など
 DXに関する勉強会を行う。
・大川観光協会が運営している「ネットde大川木工まつり」への積極的参画と同時に、売れる仕掛けのための
 勉強会等の情報発信。
・登録者へのメルマガ配信による情報発信。 配信先:約9,200件(令和5年5月現在)
・商品デザインはもちろん、情報発信の中心にいる学生に情報発信のテクニックを学ぶ産学連携事業。
・DXを検討するにあたり、何をどう検討するべきかを研修会等による情報収集。
 
  デジタル活用委員会  
  ●総務委員会  
  【組合における総会や研修会など、組合決定機関の運営や相互理解の為の事業の企画・運営を行う】

第61期の総務委員会は、支部長会と協力しながら事業方針発表会、通常総会、組合懇親ゴルフを催し、より多くの組合員の参加を促し、ヨコのつながりを深めてまいります。 また、組合創立60周年記念式典では、節目の式典にふさわしく、組合の発展につながるような企画をしていきたいと思います。

事業計画内容
・第61期事業方針発表会 令和5年5月12日(金)
・第61期通常総会    令和5年6月23日(金)
・組合懇親ゴルフコンペ  令和5年11月10日(金) 九州ゴルフ倶楽部小岱山コース予定
・組合創立60周年記念式典の開催 令和5年10月27日(金)
 
  総務委員会  
  ●支部長会  
  【各11支部のそれぞれの運営支援と各支部間と工業会の意見集約・連携を行う】

支部長会の本来の目的である組合員の支部間での情報交流を行い、組合員の事業発展のために相互の親睦を深める事業を計画していきます。 支部長会では各支部から様々なご意見や近況を交えた情報交流を行う会合と位置づけ、年2回の理事会後に会合を開きたいと思います。 また、支部対抗ゴルフコンペでは、組合員だけでのコンペということもあり多くの組合員の方々にご参加いただきたい所存です。 さらに、恒例となりました年末に行う組合員の親睦会もあわせて、情報交流の機会を計画しています。

支部
  支部長会  
  事業計画内容
・定例支部長会を年2回開催予定
・各支部長間の情報交換をファックスアンケートにて実施し、情報共有検討
・支部例会(会合)開催時の産業会館会議室の無料開放と食事(昼食)の助成
・支部対抗ゴルフコンペの開催 令和5年6月17日(土) 九州ゴルフ倶楽部小岱山
・組合員親睦会を開催予定
 
  ●地域材開発部会  
  今年度は「木育」を中心にこれまで続けてきた植樹活動に加え、都市部などの消費者により参加してもらうきっかけづくりのための「森と家具を楽しむマルシェイベント」の開発を行います。 これまでの植樹活動を通じて広がったご縁を、これからはより都市部の消費者にも浸透させるべく、消費者にとっても参加しやすい気軽で楽しく「木育」を体験できる「ワークショップ型マルシェ」を開発することで、多くの方々により一層日本の山の課題と未来を伝える場を作ります。

「木育」の目的は「木とふれあい、木の学び、木と生きる」活動です。 植樹活動を通じてこれまでの取り組みとこれからの大川の未来を伝える場を構築し、マルシェイベントを通じて家具作りの楽しさに触れてもらい、春と秋の「大川木工まつり」への集客や「ネットde大川木工まつり」を知ってもらうきっかけづくりの場にしていきます。 ここで得たノウハウによって、2025年開催の「大阪万博」向けにビジネスモデル化した「マルシェイベント」の開発を目指します。

事業計画内容
・「SENDAN」プロジェクト(早生広葉樹センダン活用プロジェクト)
 熊本県の試験林から提供いただく利用間伐材で、人工林から産出される材での試作を行います。
 また、引き続き、植樹活動および一般消費者へのセンダンの認知拡大を行います。
・ふるさと家具プロジェクト(地域材活用プロジェクト)
 WATAIのモデルを業種別ニーズに合わせて開発し、万博向けを含めた地域材のPR活動に活用します。
 このWATAIの開発とあわせて、国産材で作るイベント什器、マルシェのための家具関係の開発も行います。
 また、昨年から引き続き「学童机大川モデル」の開発を行い、森林環境譲与税の活用提案を目指します。
・木育・ワークショップ向けの商品開発
 ワークショップ向けの商品開発を行い、「ワークショップカタログ」の作成を目指します。
 ワークショップ開催で地域の木や林業に興味をもってもらうことで木育、家具産地大川のPRを行います。
・大阪ATCへ継続出展し、大阪万博へ向けた地域材のPR活動
・展示PR委員会との協働で、首都圏(グッドライフ、ギフトショー)での地域材PR活動
 ※ホテレス:振興センター事業
 
  地域材開発部会  
  コロナ禍に入ってからの3年間、当組合では様々な活動や事業の開催を控えてきましたが、アフターコロナに移行してきている今年は、中断していた活動や事業を再開し、また、新しい活動や事業に取り組んでいきたい所存でございます。今期も、何卒よろしくお願い申し上げます。  
     
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株式会社総桐箪笥和光   レグナテック株式会社   有限会社岡製作所
株式会社総桐箪笥和光   レグナテック株式会社   有限会社岡製作所
桐製のウッドアートパネル。三次元のウェープデザインで表面は焼桐で自然な木目や質感を引き立ててます。   木目と黒のツートンが印象的なスタンダードスタイルのTVスタンド「エフィメ」。   アメリカ産バーチ材を表面材に使用し、素材を活かしたナチュラルな色調は和みの空間を優しく演出します。
株式会社アルファタカバ   有限会社カメヤ家具工芸   株式会社志岐
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石目調のデザインが空間のアクセントになるシャークは、しっかり消臭効果もあり機能性も抜群です。   傷や塗装の剥げ、椅子座面の汚れ、諦めていませんか?家具を修理・修復し蘇らせる再生家具。ご相談下さい。   デスク周りの収納に便利な、チェストとワゴンを発表しました。キャスター付きで取り回しも良いアイテムです。
岡家具工業株式会社   浅川木工株式会社   丸田木工株式会社
岡家具工業株式会社   浅川木工株式会社   丸田木工株式会社
『ムゼオ』一つの壁面に集められた収納の優れた使い勝手と、統一感あるシンプルで美しい住空間。   日常の使い勝手も快適キッチンで場所を取るアイテムを、まとめてすっきり収納できるレンジボード。   表面材にアルダー無垢材を使用。モダンでかわいらしいデザインの脚付ロータイプTVボード「パルフェ」。
有限会社貞苅椅子製作所   株式会社モーブル   有限会社野中木工所
有限会社貞苅椅子製作所   株式会社モーブル   有限会社野中木工所
アーム部分をテーブルに掛けて浮かせる事ができる機能的なチェアで、ナチュラルな北欧風ダイニングセット。   異素材のアクセントで大人のリビング空間を演出するミドルTVボードが登場。抜群の収納力を確保できます。   天然木とアイアンフレームを組合せたヴェロス。3アイテムの組合せで、様々な楽しい部屋作りが出来ます。
 
     
  編集後記  
 

最後まで読んでくださって、ありがとうございます!
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