協同組合福岡・大川家具工業会メールマガジン2016年5月号  
    【ご挨拶】 新年度を迎え、理事長・松田洋一より皆さまへご挨拶  
【PICK UP!】 今月の新製品&オススメ商品
【お知らせ】名称新たにスタート!「協同組合福岡・大川家具工業会」
  お見舞い  
  4月に発生しました熊本・大分地方を震源とする地震により被災されたみなさまには心よりお見舞い申し上げます。
皆様のご無事と地震の沈静化、そして1日も早い復興を心より祈念いたします。
 
  ご挨拶  
  2年を1期とする工業会は、この5月に新年度を迎えました。協同組合大川家具工業会と福岡県家具工業組合が合併し「協同組合福岡・大川家具工業会」として新しくスタートするなど、すでに大きな動きもあります。そこで今回はこの新しいはじまりにおいて、松田理事長が感じていること、取り組むべき課題などについてお話しいただきました。  
  ●今期スローガンは「外に広く、内に深く」  
 

5月1日に、協同組合大川家具工業会と福岡県家具工業組合が合併し、協同組合福岡・大川家具工業会としてスタートしました。今年、工業会は創立53年目を迎え、福岡県家具工業組合は創立46年目を迎えました。合併にあたり、改めて福岡県家具工業組合の記念誌を熟読いたしましたが、この46年における歴代12名の理事長の方々の思いはとても深く、また、いまに照らし合わせて参考になることがたくさん書かれてありました。あらためて歴史を勉強して、私の中で「外に広く、内に深く」という言葉が今期のスローガンとして思い浮かんだ次第です。

大川の現状課題の1つに「新しい販路」が挙げられます。我々はいま、ホームユースだけでなく幅広い販路を開拓する必要に迫られています。そのために、昨年から首都圏開拓に向けて東京ビックサイトで開催される「東京インターナショナルギフトショー」に参加したり、あるいは海外、主に東アジアのバイヤーを大川の展示会に招待して、輸出という新しい可能性を探ろうと試みています。今回の合併により、内なるネットワークが一層盤石になり、ひいては外に向けた活動体制がより強化されるだろうと期待しております。

  理事長・松田洋一  
  ●工業会の原点は大川産業会館と人の輪  
 

4月に開催された「第7回春の大川木工まつり」では過去最高の入場者数を更新し、大川産業会館があるからこそ大川の今があると強く再認識いたしました。大川木工まつりに限らず、年4回全国からバイヤーを呼べる国内最大の展示会を開くことができ、産地というまとまりができたのも大川産業会館あってのことです。大川産業会館は、ほとんど補助なく、身銭を切って建てられた先輩方のおかげであるとつくづく感謝します。

大川は河口によって発展した土地であり資源という資源はなく、全国からみると大阪や東京からずっと遠い日本の西の果てともいえます。必要条件がないにも等しいなか、日本で数少ない家具の産地として生き残れた理由は「人」にあると言えるでしょう。何もないからこそ、人がまとまった。工業会が53年続く大きな理由も「人の輪」によるものだと思います。

工業会の基本は各社が思いきって経営活動ができるようお手伝いしたり、環境を作ることです。しかしそれだけでは遅れをとってしまいます。そのため、先にもお話したように工業会では2年前から東京や海外を視野に入れた戦略をおこなっています。単独で海外に挑戦するのは難しく、やったという結果を残すだけでなかなか後が続きません。海外を視野に入れるならばやはり継続的・持続的な取り組みが重要です。工業会では海外のバイヤーを展示会に招待し、大川の家具を一度に全部みてもらうという試みを本年から始めています。ここからまず可能性を探り、スタートを切りたいと思っています。これも大川産業会館での収入があるからこそできる施策です。

 
  ●各方面との連携を育み、グローバル化を目指す  
 

東京の展示会でも、継続の力を目指します。大川では自己責任・自助努力を基本にやれてきましたが、東京での展示はそうもいかず、自分たちだけではできない部分がたくさんあることを実感しました。予算、人材を含め、こういう時はやはり行政や地元の経済団体の方々と大きな輪をつくる必要があり、連帯感を打ち出すことが非常に大きいと、この2年間で痛感しました。ですから方針を打ち出す時は、市にも理解してもらうために説明にうかがう、あるいは関係機関にも予めお話をしておく。そうするといろんな形で協力をしていただける。これは非常にありがたいことです。小さな町ですし、工業会も中小企業の集まりですから一人とか一社の力ではできません。場合によっては、行政も含め一体となった形での動きがどうしても必要となります。今後も、各方面との連携をさらに育みたい所存です。

4月の展示会は「ジャパンインテリア総合展」という名称です。海外も視野に入れての「ジャパン」。今後も地域性を出しながら、どんどんグローバル化を目指します。そのためにも、これからは外からの人材をもっともっと入れる体制をとらないと発展は望めません。周りを閉ざしたり締め切って自分たちの利益を守るようでは、たとえ今がよいとしても長期的に考えると決していい結果は得られないでしょう。我々もこれからは「福岡・大川の工業会」というくくりではなく、「オール福岡・大川」ひいては「オール業界」という捉え方で物事を考え進めていくことが大切であると思います。

 
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株式会社河口家具製作所

 
  名称新たにスタート!「協同組合福岡・大川家具工業会」  
  ロゴ  
 

協同組合大川家具工業会と福岡県家具工業組合が合併し、全県通した幅広い活動へ

理事長のお話にもあったように、5月1日に協同組合大川家具工業会と福岡県家具工業組合が合併し、「協同組合福岡・大川家具工業会」と名称が変わりました。またこの合併で、北九州支部及び筑紫支部が新たに加わり、全12支部・組合加盟企業総数142社となりました。福岡県家具工業組合内にて活動されていた特注・コントラクト部会も引き続き、当工業会での新たな部会として参画し、全県通した幅広い活動をおこなっていきます。

また、組合の新たなシンボルマークも制定いたしました。福岡の「F」とFurnitureの「F」、そして大川の「O」をモチーフに、センターの曲線はしなやかさと同時に躍動感・情熱・活動にあふれた表現を、それぞれの「F」の曲線は右上の円(目標)に向かって右肩上がりに躍進するという意気込みを表したデザインになっています。

新しくスタートをきった協同組合福岡・大川家具工業会にどうぞご期待ください!

 
  編集後記  
 

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