vol.55 2015.3.19発行
【特集】組合員レポート47 株式会社辻製作所
【PICK UP!】今月の新製品&オススメ商品
【レポート】福岡県産材を活用した家具展示会が開催されました!
株式会社辻製作所 テーブルとチェアを自社一貫生産で製造
福岡県はそろそろ桜が開花する時期を迎えています。皆さんのお住まいの地域もいよいよでしょうか。春の気配が本格的に近づき、4月展の準備も大詰めを迎えています。
さて今回の組合員レポートは、ダイニングテーブルとチェアの専門メーカー、辻製作所さんにご登場いただきます!
●自社工場で、材木の木取りから塗装まで一貫生産
辻製作所の歴史は古く、1928(昭和3)年に創業されました。家具の製造技術は代々受け継がれ、現在はダイニングテーブルとチェアの専門メーカーとして、同一工場内で、材木の木取りから塗装まで一貫して生産しています。
工場面積500坪、工場作業員20名。機械によるオートメーションと職人たちによる丹精込めた手作業との組み合わせで製造されています。特注やオリジナルデザインはもちろん、コントラクト家具にも対応可能。一本単位から量産まで、お客さまの希望に応じることができます。
特にこだわっている点は品質面です。ダイニングテーブルとチェアの耐久テストは1万回も実施。通常この業界の耐久テストはホームユースで4000回といわれています。長年愛用していただけること、そして確かな品質を実感していただくために、努力を惜しむことはありません。
また、長年培ってきた技術に奢ることなく、時代性にあったデザインも追及しています。
●時代とニーズの変化を見据えたさまざまなチャレンジも
北欧家具デザインの巨匠、ハンス・J・ウェグナーの作品を最も多く製造している、デンマークの家具工房PPモブラー社をご存知の方も多いと思います。一番知られているのは1960年代の名作「The Chair」。辻製作所はそのPPモブラー社の製作協力により、先日、新商品「ST CHAIR」を開発しました。海を越えた2社のコラボレーションによって、美しいフォルムを備えた今までにない革新的なイスが完成。好評をいただいているそうです。
また、福岡県産材を活用した家具開発にも取り組んでいます。家具の強度をしっかり維持しながら、県産の杉材やヒノキ材を使ったダイニングセットを開発。現在は展示会などで発表しています。「安定的な供給や強度面などの課題はありますが、オフィスや公共施設を中心に活用事例が広がっていきそうです」と、辻さんは語ります。
「長年安心して使える家具をお届けする」という当たり前の考え方を大切にしながら、ユーザーの生活を楽しく明るくする家具を提供し続けたい。同社の頑固なこだわりは、昔も今も変わりません。
■株式会社辻製作所
【住所】
福岡県大川市大字道海島135-1
【電話】
0944-86-2938
【FAX】0944-86-2995
【営業】
9:00~17:00
【HP】
http://www.tsuji-ss.com/
新製品&オススメ商品
加盟各社からHOTな情報が届きました。気になるアイテムを見つけたら、即クリック!
各リンク先については、各社毎のページとなりますので、表示価格・商品情報につきましては、各社へお問い合わせください。
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まるで造り付け家具のよう!ダイニング壁面収納!
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株式会社松田家具
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物件物やサイズオーダー等、様々な別注にも対応しています。。
http://www.jonliving.jp/order/order.html
有限会社志岐インテリア工業
福岡県産材を活用した家具展示会が開催されました!
さまざまなシーンや空間で活用できるデザイン性
県産材を活用したオフィス・公共施設向け製品
2月12日・13日、アクロス福岡にて「福岡県産材の活用と大川からの提案」と題した展示会(主催:福岡県、一般財団法人大川インテリア振興センター 協力:協同組合大川家具工業会、株式会社イトーキ)が開催されました。
地球温暖化防止、循環型社会の形成に向け、今、国や県を上げて地域の木材利用の取り組みが進められています。整備・保全を通じて健全な森林を維持するためにも、木材の地産地消は欠かせません。
この数年来、大川家具工業会としても地域材を活用したデザイン性の高い家具製品の提案に取り組んできました。これまで主にホームユース向けにPRしてきましたが、福岡県の委託事業として開催された今回の展示会は、オフィス、公共施設向け等をテーマにした家具をご提案いたしました。
来月開催される工業会の4月展においても、オフィス、公共施設向けの県産材製品展示を予定しています。さまざまなシーンや空間で活用できる大川の家具を、ぜひご覧ください。
工業会加盟企業提案のオフィス・公共施設向け製品
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